外国通貨の売買

両建てか積み重ねか


FXには三大取引方法がありますが、そのほかにも、こうして利益を得ることができるよ、という方法がいくつかあります。
そのうちの両建てと積み重ねについて理解していきましょう。

高度なテクニックとなる両建てですが、行うこととしてはそう難しいことではありません。
両建てというのは例えば同一の通貨ペアによって売り、買いを同時にポジションするという方法です。
例えば米ドル100円の際、10000ドル分を購入し、片方で10000ドル分を空売りする、これによってもしも為替相場が下落ということになっても、儲けと損失が同じ、ということになります。

もしいずれかが優勢になっていきそうだと判断した場合、片方を手仕舞いするという方法となります。
あれ?何も高度な取引じゃないじゃない・・という声が聞こえてきそうですね。
確かに単純な方法ですが、タイミングがとても大切なんです。

両建てが有効手段となるのは、例えば米ドルと円の通貨ペアの買いのポジションを保有しておき、これから相場が動きそうだ・・と感じたときに同じ額の米ドルを空売りする。
思ったとおりに相場が変動していけば、タイミングを見計らって米ドルを買い戻す、これで利益が生じます。

難しいのはこのタイミングだけじゃありません。
売りも買いも同時に行うという方法なので、証拠金不足になる可能性も出てきます。
また手数料の面についても取引が2倍ですから手数料も2倍かかります。
さらにはスワップポイントの場合支払いが出てしまうためスワップポイントの利点がない、ということにもなりますし、スプレッドも2倍となります。

だから高度な技術といえるのです。
逆にデイトレードを積み重ねていく、という方が初心者向きといえます。
デイトレードとは1日の間でポジションを取り、その日のうちに決済し損益を確定させるという取引となります。
FXの醍醐味は24時間取引ができるというものです。
寝ている間でも為替相場は動いています。

日本で深夜はニューヨーク市場が一番活発な時間帯です。
でもずっと起きているわけにもいかないので寝る前に持っているポジションを全部解消してしまいます。
これが、デイトレートです。
自分が毎日決めた時間に小さく利益を積み重ねていくという取引です。
1日の利益は少なくても、これを積み重ねていけば「ちりも積もれば山となる」です。
相場に自分のお金をずっとさらしておくということもないので、初心者にとってこれほど危険性の少ない取引はないでしょう。